Conception

 
 

代表的な超高層ビルの設計において
最も難しいのは建築技術ではなく、文化の表現です。
地域文化と国際文化の表現においてバランスを重要視し、
最適なオリジナリティーあふれる造型と象徴的意義を見出しました。


高く聳え立つビルは、西洋では未知の崇拝・征服・追求の象徴、東洋の視点では未来への更なる理解と包容を表します。高い場所に登るのは遠くを望むため。これは容易なことではなく、徐々に達成されていくものです。自然に一段ずつ強くなり、まるで花が順を追って開くように、一段ずつ、頂上に登りつめます。このようなコンセプトの下、世界でも類を見ない多層式超高層ビルが完成しました。TAIPEI 101がセクション毎に高くなる様子は、台湾の新世紀における全く新しい視野を象徴しています。


アートスタイルの融合、一段ずつ上昇するリズム
TAIPEI101は台北と未来の最初の接触点として、設計の段階から深層文化への回帰を図りました。実際の行動と多面的な熟考を経て、台北の美しい新世界、開けた新たな視野、世界の動きと共に歩む新空間を想像しました。

セクション毎に受け継がれる幸福
単一的な設計観念を超え、中国人にとってめでたい数字である「八」(「発」と発音が近い)をセクションに設計。8階を構造上の1ユニットとし、1セクションごとに重なり合って全体を造り上げています。外観は躍動感に溢れ、国際的高層ビルの新スタイルを打ち立てました。

強靭な生命力
多層式デザインは、高度な科学技術を用いた構造によって、防災・防風に優れた効果を発揮します。8階を1ユニットとして作られた空間が、高層建築で発生する気流による地上の風を自然に弱めます。また緑化植栽エリアにより、歩行者の安全と快適性を確保しました。竹がしなやかに成長するかのようなデザインが、生命力溢れる中国伝統建築の概念を象徴しています。

高貴な輝き
夜間にビルから放たれる煌々とした灯りが台北の夜空を照らすその様は、台北の栄光の道を示すかのようです。傾斜面と重層構造は、さながら満開の花、巨万の富を象徴。それぞれの階からは全く異なった景色が展開され、東洋独特の理念である「一花一世界,一台一如來,台台皆世界,步步是未來(一輪の花も一つの世界をなし、台湾にも如来が訪れる。台湾から世界に踏み出し、未来に向かって邁進する)」を実現しています。