LEED v4 白金級認證
2007年には、世界最高得点を獲得し、米国緑建築協会（USGBC）が主催する難易度が最も高い緑の建築LEED v4プラチナ認証を獲得し、これは米国本土外で初めての快挙でした。そして、2023年6月、台北101は史上最高得点を獲得し、国際WELL建築研究所（IWBI）から「WELLヘルスビルディングプラチナ認証」を授与され、世界トップ10の超高層建築の中でLEEDとWELLの両方のプラチナ認証を同時に取得した唯一の建物となりました。
環境対策と省エネ
2006年から、台北101はESGの実践に積極的に取り組んでいます。2011年、2016年、2021年にはLEED認証を三度獲得するだけでなく、2023年には持続可能性の新たな節目を達成し、世界最高得点で「WELLヘルスビルディングプラチナ認証」を取得しました。これにより、世界トップ10の超高層建築の中でLEEDとWELLの両方のプラチナ認証を持つ初めての建築となりました。これは台北101が環境持続性と健康的な生活への堅実なコミットメントと努力を示し、グローバルな健康と緑の建築管理での先駆的な地位を確立しています。
複層ガラスカーテンウォール
Low-E ペアガラスのカーテンウォールを採用。遮音性と断熱性を兼ね備えるガラスのため、眺望の確保や快適な執務を実現したと同時に、熱と紫外線による室内への影響を大幅低減させ、節電にもつながりました。
Green Cornerグリーンコーナー
緑の建築教育を促進するために、1階ホールには、地元のオリジナルに植栽された図鑑壁のような屋内植栽壁があります。立体的な庭の造形で環境を美化し、様々な植物の種類と色合いを通して、ラインパターンが綴られます。現在、5種類の植物があります。それぞれタマシダ、アンブレラツリー、島大谷渡り、及び台湾の在来種のセンネンボク、常緑つる植物。植栽壁に使用される培地については、繊維廃棄物のリサイクルにより造粒再生をされ、そして植物の成長に有益な肥料、根粒菌、シアノバクテリアなどの微生物を加え、とても衛生的で環境に優しいものです。
